2回目 席位置:B席の激下手(見切れ当日券)

前より感情移入と昂ぶりが増してしまい、登場人物を名前で呼んでいる。

コメディ部分は考察もクソも無いので感想カット。楽しい舞台!

初見の感想 → ジャスステ 2/28マチネ 感想

ピンチ図師の「出ていきますか?」への食い気味の「無理でしょ…」。

「五十幡さん、大丈夫ですかね?」へ、YESともNOとも言わない大。

「あいつ、変わろうとしてるんです」

唯ちゃんに出会い「初めて誰かに笑ってほしいと思った」と願いを見つけた正義への喜び。

あいつなら大丈夫です、とは言わない大。正義は大丈夫じゃないかもしれない。初めての願いが悲劇の形で打ち砕かれてしまうかもしれない。

でも大は、そんなことなど知らないという顔で部屋に帰る。大は正義のための道を見つけて背中を押すけど、直接おせっかいはしない。一緒にコンビを組みはしなかったように。この自立性。

ただ明るく励ましてくれるだけじゃない、難しすぎたり重たすぎたりしない、でも確かに『お前を守る』と宣言してくれる、そばにいてくれる温かさ。

解散を知らなかった大、森田に「正義はどうなるんですか?」と「それは自分勝手でしょ〜!」と努めて明るく接する。これはもう、正義を守りたい一心が強くて…。

「あいつ、また一人になっちゃうじゃないですか」

“また”なんだよなぁ…。大は正義が孤立していた過去に立ち会っていて、それは大にとって息苦しいことで……。

ピンでやる、と一人で芸人を続ける決意を示した正義へ大喜びするの、それが孤立ではなく孤高であっても誰かを一人にしないための決断であり、正義が心から望むことができて変わるんだ、という証だからなんだろうなあ……。